■ ウォン・ウィンツァン　Wong WingTsan　
【ピアニスト、作曲家、即興演奏家】

1949年神戸生まれ。1歳より東京で育つ。19歳よりミュージシャンのキャリアをスタートし、ジャズ、前衛音楽、フュージョン、ソウルなどを演奏。87年、瞑想の体験を通して自己の音楽の在り方を確信し、90年よりピアノソロ活動を開始。
92年インディーズレーベル『サトワミュージック』発足、1stアルバム「フレグランス」がロングセラーに。以降24タイトルのCDを発表。代表作に「Doh Yoh」「海より遠く」「光の華」など。最新盤は「月の音階」（2013年6月リリース）。テレビ番組のテーマ曲も多数手がけ、NHKスペシャル「家族の肖像」BShiスペシャル「世界遺産 中国・九寨溝」、現在放送中の番組には NHK「にっぽん紀行」 Eテレ「こころの時代」があり、テレビからもウォン・ウィンツァンのサウンドは多くの視聴者の耳に届いている。
活動はジャンルをこえて多岐にわたり、ジャズトリオWIMとして3タイトルのアルバムをリリース、クラシック・ソロアルバム「ドビュッシー」「エリック・サティ」も発表。また2013年からはエスニック・インプロヴィゼーションユニットManul Catsや、フュージョン・ユニットThe Contextとしても活動をスタート。
そんなウォン・ウィンツァンの真骨頂はやはりピアノソロコンサート。特にインプロヴィゼーション（即興演奏）では、音の力で観客の深い意識とつながり、解き放たれた静寂空間を創り出していく。超越意識で奏でるその透明な音色に「瞑想のピアニスト」と呼ばれている。
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