（稲葉様）
稲葉様平成30年5月完成
憧れの秦野に引っ越しました
- 秦野に住まい、半年が経ちました。思い返せば、昨年の梅雨頃だったでしょうか方々探していた土地がようやく決まり、建設会社を探していたところ知人に面白い会社があると紹介してもらったところが村上建設さんでした。日も迫っていたので、とにもかくにもとすぐ伺いました。
お家を拝見させてもらい、“よし、お願いしよう！”と、殆ど即答でした。
清々としていて、緑に包まれ、初めてのお宅に居ながらも堅苦しさがありませんでした。そんな印象を社長さんのお家に持ったものですから、“きっと大丈夫”といった感覚的ものを今思い出しました。(笑)
希望は天然素材が沢山家の中にあったらいいな、、、そんな漠然としたシンプルな思いでした。ですから、具体的な事をどうしたらいいのかさっぱり分からず、また住まいが相模原だったので、打ち合わせにも時間を要しました。そのような中、村上さんには思いを汲み取って頂き、建築に必要な条件、情報など懇切丁寧に教えて下さいました。限られた予算の中で、床に使う木の材質や珪藻土など、きっと無理を承知で注文を受けて頂いたのだと思います。渋い顔一つせずに。
夏、秋、冬と秦野の季節を迎えて実感しております。木造建築の清々しさ、ぬくもり、12月になっても観葉植物のなんと元気なことでしょう。朝晩の寒さと日中の暖かさのメリハリ、、、。山間の呼吸の仕方なのでしょうか。何もかもが新鮮です。
家の中のお気に入りは側面に見える階段のJパネル(柄も)、温室のような玄関、そこから見える可愛い赤い実のなったソヨゴ、そして何より楽しいのは台所から見える大山と小田急線。
朝は爽やかに迎え、仕事帰りは山間の漆黒のような中、暮らし始めてしばらくは寂しくもありましたが、秦野ののんびりとした土地や家の温かさに触れ段々と心が落ち着いてきました。これから寒さに向かって行くと云うのに、気持ちにゆとりができて庭にアリッサムやラベンダーを植えたりとガーデニングに熱を帯び始めています。
最後に、これまで携わって頂いた沢山の皆様方には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。何しろ温かいんです。
これからゆっくりじっくり味わい深い家になりますよう過ごしていきたいと思います。
大切にそして優しく。
