(小野様 / 阿部様 / 岡田様)
小野様平成24年8月完成
明るくて暖かくて住み心地のよい家
村上建設さんとの出会いは前の家を社長のお父さん、会長の時代に建てて頂き、家も近くにありましたので、存じ上げておりました。
- いきさつ
- 私どもの宅地が中日本の第二東名建設に収用され移動先を探している頃、社長さんより土地を提供して頂けるとの事で土地、家ともお願することになりました。
(前の家も平屋の数寄屋風で気に入っておりました) - 建設にあたり
- 初めは特にコンセプトもなく、太陽光発電とオール電化の希望位だったかと思います。しかし、打合せが進むにつれ、以前の家の反省点である、収納関係、使い勝手の良さ、動線の良さなどを考え、休日には色々なハウスメーカーの展示場に足を運び見学しました。
そこで参考になるものを打合せの度にお願いしました。そんな私達のわがままを嫌な顔をせずに相談にのって下さいました。お陰様で収納類も満足ですし、家具という家具を持ち込まなくて、地震対策にもなりました。キッチンの動線も瀬野尾さんのアドバイスのおかげで使い勝手がよく、家事を楽しんでおります。 - 住んで感じたこと
- 一番初めに住み始めた息子が仕事から疲れて帰ってきて家に入ると木の匂いがして癒されると言っておりました。
私も木の匂いがして落ちつくのは勿論ですが、素足で歩いて気持がよく、床暖房を入れなくても暖かく感じるのは気のせいでしょうか。また珪藻土の壁は最初は味気なく感じましたが住んでみると湿度調整してくれるのか、生乾きの洗濯物を部屋に干して置いたところ、翌日にはからっと乾いていました。これは梅雨時にいいかも?また、高めの窓もお気に入りです。 家中がとても明るく、開放感があります。 全体的評価として住み心地のよい家と家族皆で喜んでいます。
でも、一番喜んでいるのは、飼い猫のベルかも? 連れてきた当初はフウッー、フウッーと怒ってましたが、今ではフローリングでごろごろ。今までなかった階段を上がったり降りたりを楽しんでいます。最近では、収納箇所に隠れては私たちを驚かして楽しんでいるかのようです。 - 村上建設さんへ
- 建設中は、なかなか昼間見に行くことが出来ず、大工さんにお礼の言葉も掛ける事も出来ないままでした。この場を借りましてお礼申しあげます。
引っ越した後もカーテンレール、時計、額などの取付に度々頼んでは来て頂き、瀬野尾さんありがとうございました。
またこれからも、この家の外壁、玄関など無垢の風合いを守って行きたいと考えていますのでご指導のほどよろしくお願いいたします。
阿部様平成24年5月完成
究極の仲良し家族の家
村上建設様を初めて知ったのは、娘達が施主OBである高橋さんのご子息と同じ保育園の関係からでした。
- 出会い
- 施工会社を決めかねている中、村上建設様の本物へのこだわりや、現場監督である谷中さんの仕事ぶりを高橋さんからお聞きし、是非話を聞いてみようということになったのです。
いざ事務所に伺うと、営業の『え』の字も感じさせない仏頂面の村上社長。
今まで伺った建設会社とは正反対の対応で、それが逆に我が家のイエヅクリを安心して任せられるかなと何故か感じてしまったのは、社長の計算だったのでしょうか。 - 血と汗と涙のイエヅクリ
- 我が家は村上建設様の皆さんと一体となって作りあげた血と汗と涙の結晶です。
予算の都合でウッドデッキや外構、珪藻土塗り、無垢床のオイル塗装等、施主施工しなければならないことがたくさんありましたが、スタッフ総出で協力して頂き完成した我が家は、より一層思い入れの強いものとなりました。
特に思い出深いのは、村上社長に塗って頂いたトイレと玄関正面の珪藻土。塗装中は社長の自由奔放かつ豪快なコテさばきにハラハラドキドキの連続でしたが、いざ完成してみると本物の職人さんより味のある出来栄えで、お気に入りの場所となってしまったのは、社長の計算だったのでしょうか。 - 谷中さんへ
- 私達が気持ち良く入居出来るよう、現場の隅々までブルーシートを敷き詰め、建築中の家に泥を持ち込まないようにする監督の細やかな気配りには、いたく感動しました。
優柔不断で妙なこだわりがある私達。一度決めたにも関わらず、次の日にはコロッと気持ちが変わってしまう私達に、嫌な顔一つせず対応して頂いたことがしばしば…。
現場監督である谷中さんには本当に頭が下がる思いです。 - これから・・・
- ほとんど間仕切りがなく、体育館のような我が家ですが、この家に携わった人達の気持ちがこもっている家なのか、まるで何十年もそこに住み続けていたかのような居心地の良さです。子供達が家中を駆け回る姿を見るたびに、笑みがこぼれ落ちます。
村上建設様とのイエヅクリは一段落し、少々寂しい気持ちではありますが、これからはこの家と共に家族共々成長していけたらと思います。
今後も色々とお世話になると思います。末永く宜しくお願いいたします。
岡田様平成24年5月完成
休日を過ごす家
村上建設さんに建築のお願いをしましたが、このような原稿の宿題があるとは思ってもいませんでした。何を書くべきなのか思い悩んでいます。
- いきさつ
- まず村上さんとの出会いから書きます。今からほぼ十年前、私が植物に関してのスライドショーをした時に来てくださったのが初めてだったでしょうか。今では「山野草家」としても大活躍ですが、その時のご縁と知人の義弟さんであったことがお願いをするきっかけでした。
- 建設
- 建築場所は箱根です。旧い家の解体からお願いして家が完成するまで三年かかりました。何故三年もかかってしまったかと言えば、それはまず見積もり金額が予算を超えてしまったことが第一の問題点でした。そして日常使う家ではないので特にあわてて作らずともよかったことなどがありました。
予算の面でどうにか見通しがつきましたので仕事を始めていただくことにしました。建築中は家から建築場所が遠いこともあり、私が現場に足を運んだのは数えるほどしかありません。「自分が出来ないことは専門家に任せること」と常々思っている私ですので、あとは村上さんにお任せしておけば大丈夫との思いもありました。そのような私と現場の間を奔走してくださったのは瀬野尾さんでした。国立公園内ということで土、日曜日の仕事は禁止されるなど何かと厳しい規制もありました。予定がずれ込み雪の中で、寒い中での日々もあり大変だったと思います。よく気配りをしてくださいました。
完成した家はまだ使っていませんので使い勝手はこれからです。難を申せば二階部分、二階家屋として申請するのであれば納戸ではなく窓をとり、日の光が十分入る温もりのある部屋にしていただきたかったと思っています。はじめ平屋の予定でしたが屋根裏が使えるようにとの希望を申し出た結果のことでしたので設計変更は難しかったようですが・・・・・。完璧ということではありませんが、それはそれなりに楽しめるスペースを作って頂きました。
緑の中の朱色の家、村上さん自ら植えてくださった木々の中で、ひときわ映える日も近いことと思います。壁に浮き彫りに描かれた桜と紅葉、これは左官屋さんから私へのプレゼントとか。何気ないことが嬉しいです。
「まぁいい家じゃないの」と言うのは夫の感想です。日々住むようになればこの家の良さがわかってくることでしょう。不都合も出てくるかも知れません。末永くお付き合いの程お願いしたいと存じます。
最後になりましたが瀬野尾さん、お仕事とは言えいろいろご面倒をお掛けいたしました。ありがとうございました。時々お顔を見せてくださいました谷中さん、ありがとうございました。そして皆様寒い中でのお仕事もありお世話になりました。御礼を申し上げます。